便論糞ぷん
ウンコは第三極

世界の人口は昨年ついに70億を越え、近い将来100億に達するという。食糧は、資源は、ゴミは、環境は、そして人類も含めた全ての生き物の未来は、いったいどうなるのだろう? 縄文人やアイヌなどの先住民のような生活をするならまだ […]

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ウンコはごちそう

①生きる基本は食べて出すこと  光合成を行い、無機物から有機物を作り出す植物。その有機物を食べて生きる動物。そして枯れ葉や落ち葉・死骸や糞などの、死んだ有機物を分解して無機物に戻す菌類。このようにして植物・動物・菌類は、 […]

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ウンコになって考える ⑤不便は不幸か?

最新のニュースでは、「原発の寿命は40年」、「首都高速道は老朽化で危険」。 数百年もそれ以上もの長い歴史を経て現存する手造りの建造物に比べ、近現代の工業技術で造られた物の寿命はなぜか短い。しかも危険で、手に余る困った巨大 […]

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ウンコになって考える ④原発と自然エネルギー

本来の自然にも危険な放射能はあるが、原発の危険性は桁はずれにひどい。そしてなによりも、原発は人間の欲が造り出したものだ。ウンコは当然、原発を認めない。 福島原発事故で放射能の過酷な危険が現実のものとなって、人々に降りかか […]

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ウンコになって考える ③ウンコと死を見詰め、生を見極める

菌類による分解から、死んで腐って土に還ることの意義を知ったのは、まだ20代の時だった。そしてそれは、人生最大の難問、死の恐怖を遠ざけることにもつながった。 写真家として私の最大の仕事になった『日本の野生植物・コケ』では、 […]

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ウンコになって考える ②「ウンコ」になるということは・・・

コンポストトイレなどを除き、普通にトイレでしたウンコは下水道やバキュームカーなどで処理場に運ばれ、最後は燃やされて灰になる。それに対して糞土師のように野糞をして土に埋めれば、ウンコは生態系の循環に組み込まれて多くの生き物 […]

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ウンコになって考える  ①ウンコは責任

多くの人にとってウンコは、健康面などで関心を持つことはあっても、しょせん臭い汚物でしかない。なかには肥料や燃料にもなる資源と捉える人もいるが、少数派だ。もちろんそれは非常に大切なことなのだが、単にウンコを物として考えるの […]

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野糞は神聖な儀式か?

「ノグソフィア」や「糞土師」の名付け親:小池桂一さんと管啓次郎さんによるすばらしい本ができた。 『野生哲学』アメリカ・インディアンに学ぶ(講談社現代新書) 土地(自然)に根ざして暮らしてきた土着の先住民を蹴散らし、文化を […]

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本物の豊かさを求めて

前回は風力発電の問題点を上げたが、太陽光ではどうだろう。発電パネルなどの資材の問題に加え、屋根への設置は別としても、大地への日照の悪影響など、いろいろ考えられる。今話題の電気自動車では、そもそも発電する時点でとんでもない […]

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風力発電はクリーンエネルギーか?

福島原発事故でその危険性が明らかになり、これからはクリーンエネルギーと言われる風力や太陽光発電に大きくシフトするだろう。しかし、『原発の安全神話』のように、風力や太陽光にも同様の『クリーンエネルギー信仰』がないだろうか? […]

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