糞土講演会 主催チャレンジ(特別料金)募集中

 ウンコではなかなか食えない貧乏糞土師の講演は、基本的に旅費や謝礼の負担を主催者側にお願いしてきました。一方で糞土師の話を聴きたいと思う人の多くも、金銭経済的発展より農的安心安全な暮らしを志向する、お金にあまり縁のない生活をしています。特に遠方では、講演に行きたくてもなかなか行けないし、呼びたくても呼びにくいのが実情ですが、そんな悩みを吹き飛ばす朗報が届きました。

 『カビ図鑑』の共著者で菌学者の細矢剛さんの推薦で、「松下幸之助 花の万博記念賞」に新設された、出版等を対象にした「松下正治記念賞」を頂くことになりました。この賞の理念は”自然と人間との共生”です。選考には、キノコやコケ、変形菌、カビなどの主要著書に『くう・ねる・のぐそ』を加えた上での受賞です。”野糞は命の返し方”こそ共生の核であり、それを評価してもらえた?だけでなく、その副賞が大きな喜びです。この3~4年間の講演会で頂いた謝礼などの総額に、その額は匹敵します。

 そこでこの副賞を活用し、これまで費用の問題で糞土師の講演を主催できなかった方に、特別料金で講演を提供します。講演会を主催してくださる方は、次のいずれかの料金で開催することができます。

 1.これまでどおり旅費を含む、「通常料金
 2.参加費合計から必要経費を差し引いた分を謝金として支払う
 3.講演終了後、参加者からの投げ銭を糞土師への謝金として支払う

つまり、
 ・遠方での開催でも高額な旅費を心配しなくていい
 ・参加者が少なくても赤字になる心配がない
 ・遠くの講演会に行かなくても、糞土師を呼べば来てくれる
ということになります。

 どんなに少人数になったとしても構いませんので、はじめて講演会の主催にチャレンジする方も、気軽に講演を企画してください。なお、この特別料金は副賞が元手になりますので、なくなり次第終了となります。

主催チャレンジをご希望の方は「講演依頼・ご質問」 よりお問い合わせください。