ノグソフィア糞ログ

「対談ふんだん」が始まりました

[お知らせ]

posted on 2020.05.04

 糞土師が様々な分野の方と対談を重ね、糞土思想の精神を広く深く社会全体に浸透させようとするこの企画は、2017年に『葉っぱのぐそをはじめよう』が出た直後から動き始めました。それから3年。特設webサイトでスタートすることができました。

糞土師の対談ふんだん taidanfundan.com

taidanfundan

 糞土師はこれまでずっと、ウンコとノグソをテーマに活動してきたため、糞土思想はウンコに係わるだけの狭くて特殊なものでしかないと、ほとんどの人に思われているようです。しかしその真の目的は、人と自然の共生社会を目指し、豊かな自然の中で安心・安全な暮らしを実現することです。そのためには、人間も含めたすべての生き物の命を中心に捉えた、生態系の循環を正しく理解することが欠かせません。それを最もわかりやすく見せてくれるのが、ウンコとノグソなのです。
 『くう・ねる・のぐそ』に始まり、最新の『ウンコロジー入門』までの4冊の著書で、科学的にもウンコとノグソの重要性は一通り説明できたと考えています。人間社会の様々な分野でそれを実現するために、この対談でいよいよ糞土思想の本番に入ります。
 最初の対談は、グレートジャーニーなど世界的な探検家で医師の関野吉晴さんと、「しあわせな死」をメインテーマに話を進めます。次は、小学5年生の時に糞土講演を聞き、翌朝さっそく葉っぱノグソをして自然に命を返した女子中学生との「マナちゃん14歳とマサナちゃん69歳、互いの人生に大衝撃を与え合っちゃったお話」。3回目は、真宗大谷派のお坊さんによる、いのちや死、縁など仏教の深いお話。その後も、糞土思想を見事な劇に仕立て上げた旅芸人の19歳新婚カップルとの話…というように、どんどん続いていきます。
 以上、よろしくお願いいたします。

伊沢正名

3月22日(日) 千葉県八街市でのイベント

[お知らせ]

posted on 2020.03.08

ウンコから観る、自然と人間の共生とは ~伊沢正名さんをお呼びして~

日時 令和2年3月22日(日)
時間 13時受付開始〜16時くらいまで
場所 石田家自宅 八街市根古谷
参加費 大人 1,500円〜ドネーション制 小学生以上 500円
定員 15名程度

✳︎子供連れ可能。講座内容は小学生高学年以上。
講義に支障が出る場合は退室頂く可能性があります。ご了承下さい。
✳︎公共の交通機関がありません。自家用車でご来場頂ける方のみとなります。ご了承下さい。

Facebookイベントページ
https://www.facebook.com/events/201541717578175/

お申込み、お問い合わせはメッセンジャーかemailでお願いいたします。
natsuki.ishida@gmail.com

主催 へのへの農園 石田

茨城県初県民投票へ応援メッセージ

[お知らせ]

posted on 2020.02.25

糞土師 伊沢が、茨城県で初の県民投票の実現に向けたクラウドファンディングへ、応援メッセージとリターン品を提供しました。

https://readyfor.jp/projects/ibarakitohyo/announcements/124645

2月4日(火) 京都市でのイベント

[お知らせ]

posted on 2020.01.15

「環境問題を考えるとき、”責任”ってなんだろう?」
〜糞土師・伊沢正名&気候ストライキ活動家・今井絵里菜と大学生が語り合う〜

日時:2020年2月4日(火)14:30〜17:30(14:15開場)
場所:京町家サロン こいやまカフェ(京都府京都市中京区室町通り蛸薬師上る鯉山町524/阪急烏丸駅、地下鉄烏丸線 四条駅より北へ徒歩6分)
参加費:投げ銭形式
定員:20名(学生、社会人、主婦の方、どなたでも歓迎です)
お申込み・問合せ先: onishikanako0816@gmail.com (担当:大西)
※ 定員に限りがあるため事前にお申し込みをお願いします。

3月21日(土) 千葉県習志野市での講演

[お知らせ]

posted on 2020.01.07

糞土師 伊沢正名氏 講演会

日時
2020年3月21日(土)
13:30開場 14時開演 16時終了予定

会場
Project1456レンタルスペース
千葉県習志野市津田沼5−10−9
京成津田沼駅より徒歩2分
https://www.facebook.com/Project-1456-381704778699938/

参加費
入場料500円(未就学者無料)+投げ銭制

定員
30名

要予約
MICHIYA(会場と住所同じ)店頭・電話にて

問い合わせ先
tel: 047-451-1441
Facebook Project1456
https://www.facebook.com/Project-1456-381704778699938/

チラシ
ダウンロード(PDF形式/約745KB)

ネットニュースに掲載

[お知らせ]

posted on 2020.01.07

ネットニュース2つに糞土師 伊沢についての記事が掲載されました。

Yahoo! ニュース
1万5千回ノグソした男 うんこから考えるSDGs
https://news.yahoo.co.jp/byline/iidaichishi/20191227-00156556/

AERA dot
野ぐそ歴46年! 「ウンコロジー入門」著者が実践する“自然との共生”
https://dot.asahi.com/dot/photoarticle/2019122700028.html

1万5千回ノグソした男 うんこから考えるSDGs1万5千回ノグソした男 うんこから考えるSDGs

2月2日(日) 千葉県木更津市でのイベント

[お知らせ]

posted on 2020.01.02

千葉県木更津市でウンコロジー入門の出版記念イベントです。

uncology

日時: 2020年2月2日(日)13:30~15:30
(開場 13:15 終了後、サイン本の販売)

場所: 三友社書店 千葉県木更津市文京1-4-16
木更津市立図書館向かい JR木更津駅より徒歩8分

参加費: 一般1,500円 大学・専門生1,000円 高校生以下500円

定員: 25名

主催: きさらづ大学 バックグラウンド学部

詳しくは下のリンク先をご覧ください。
http://www.kisarazu-univ.net/?p=492

日時: 2020年2月2日(日)13:30~15:30
(開場 13:15 終了後、サイン本の販売)

場所: 三友社書店 千葉県木更津市文京1-4-16
木更津市立図書館向かい JR木更津駅より徒歩8分

参加費: 一般1,500円 大学・専門生1,000円 高校生以下500円
定員: 25名

トイレ的思考と土的思考 会報25号(2019年)より

[糞土研会員より]

posted on 2020.01.02

30代女性会員からの寄稿です。

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鶴のうん返し:Y.E.(北海道)

みなさん初めまして。北海道在住のY.E.と申します。
一昨年、伊沢さんに自宅で講座をお願いして以来、自分が気持ちいいと思える範囲で「マイペースノグソ」を続けています。

我が家は原野の中にポツンと立っており、仕事も自宅でしているため、「マイペースノグソ」の障害となる外的要因はほとんどありません。
誰にも会わずにことを終えられますし、たとえ埋めずに置いておいても、3日もすれば獣や虫に食べられて跡形もなくなっています。
ですから、継続の成否は主に自分自身の心の持ちようにかかっています。
これまで、継続にあたって最も力となったのは、「ノグソってなんて清潔なんだろう」という驚きと、「土に受け容れられた」という安らかな感覚でした。

「ノグソ」と囁かれた人が反射的につぶやく言葉は、100人中80人くらいが「汚い」なんじゃないでしょうか?
汚い、不潔、くさい、そんなイメージですよね。

わたしも「ノグソ」という言葉に抵抗があったので、今に至るまで自分では「お返し」という言葉を使っています。
初めて「お返し」をしたとき、それはいわゆる「バケツノグソ」でした。敷地の中の誰も行かない場所に行って中身を出すと、そのままにして置いておきました。どうなるのか見たかったからです。
2日でなくなりました。
形もない、臭いもない、跡すら残っていません。もちろん野生動物が少なくても、埋めれば同じです。
「なんて清潔な排泄の仕方なんだろう!」と驚きました。

対するトイレは、ブラシの届かない場所や下水管の中がどうなっているか想像もしたくないという方が大半でしょう。不潔です。不潔だから除菌します。でも除菌しきれません。
トイレという「菌を許さない場所」では、「ばい菌」がいれば不潔に感じます。でも「ばい菌」なんてどこにでもいますから、「菌を許さない思考」である限り、結局どこまでいっても不潔です。

ところが、土という「多様な菌や生命に満ちている場所」では、不潔なものはないのです。

トイレでは不潔なものが、土の上では不潔ではなく、必要とされ、誰かの役に立っているということ。
土の上ではすべてが受け容れられ、ひとつの世界を形作っているのだということ。

少しずつ実感するごとに、「トイレ的思考」は「土的思考」へと変化してゆきました。
そして「お返し」を通じて「生き物を受け容れる土の世界」の一員となったことに、わたしは自分でも驚くほどの清々しさと安らぎを覚えたのです。

よく考えると、人間社会でも同じようなことがあります。
「要らない」「迷惑」「社会のお荷物」そんなふうに人を選別し、排除しようとする言説に出会うこともあります。
ノグソというのは、そういうすべてのトイレ的思考に対する挑戦、でもあると考えるのは話が飛躍しすぎでしょうか?

「お返し」をするたびに、わたしは土との結びつき、自然との結びつきを感じます。
残る課題は、「土に受け容れられる」という実感がわかない冬期北海道のカチコチ真っ白世界で、どうやってモチベーションを維持するか、ということです。

北国のみなさま、よいお知恵がありましたらぜひお貸しください。

—–

糞土研究会の紹介
http://nogusophia.com/fundo

「ウンコロジー入門」インタビュー記事

[お知らせ]

posted on 2019.12.26

偕成社WEBマガジンに糞土師 伊沢の新著「ウンコロジー入門」のインタビュー記事が掲載されました。

ノグソ歴46年の著者がおくる! ウンコから見えてくるあたらしい自然論『ウンコロジー入門』
https://kaiseiweb.kaiseisha.co.jp/a/ath/ath1912/

マカオからのラブコール その後 会報25号(2019年)より

[糞土研会員より]

posted on 2019.12.17

過過糞(すぎかふん):前田 敏之(千葉)

前号(24号)で糞土師の伊沢さんが書いた「マカオからのラブコール」には、大学生のシェリーさんが、「うんこの美」をテーマに卒論プロジェクトに取り組んでおり、伊沢さんへのインタビューがあったことが書かれていました。今回はその後について。
シェリーさんは卒論プロジェクトを完遂し、うんこのキャラクターグッズなどからなる制作物セット(下の写真)を伊沢さんと私宛てにそれぞれ1セットずつ送ってくれました。
しかし、制作物の文章はすべて中国語で書かれており、伊沢さんも私も読解ができませんでしたが、どうやら送られてきた60ページほどからなる冊子の中に研究成果や伊沢さんのことが書かれているようでした。
そこで伊沢さんと相談し、せっかくなので一部だけでも翻訳をしてもらうことにしました。中国語の翻訳ができる私の友人「きさらづ野良制作室」の田崎建さんと一緒に主要な6つのページを抜粋し、その翻訳を依頼しました。謝金は糞土研の会計から支払わせていただきました。

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はたしてこの研究が糞土師や会員のみなさんにとって価値のあるものであったかはわかりませんが、集まった会費を使わせていただき、うんこの美についての研究結果を知ることができたことにまずは感謝し、以下に報告します。もっと詳しく知りたい方は、事務局までご連絡ください。


image003 <表紙>
うんこ美学の探究と研究
うんこは美しい
なぜ美しいのか

image005 <冒頭ページ>
現在「うんこ」は低俗で汚いものだと思われている。しかし「うんこ」は我々の生命にとって不可欠なものだ。「排便」という行為を通して、また「うんこ」そのものから、我々の気持ちや思想や体調を見てとることができるし、回収して利用すればまた優れた資源となる。こうした事実を踏まえて、本稿では「うんこは美しい」という新たな仮説を提起し、従来のイメージを覆そうと考えている。まず美学的な視点から、「汚い」、「気持ち悪い」といった心理的な抵抗感を取り除く。そして固定化した負のイメージを一新し、うんこの持つ多様性を再認識し、様々な魅力の詰まった「うんこ」を堪能してみたい。

image007 <冒頭ページ>
問題提起
我々の日常生活においては「食べる」「飲む」「うんこをする」「おしっこをする」「寝る」という五つの生理現象があるが、中でも「うんこ」は特に汚いイメージがある。しかし「うんこ」は我々一人一人の生活に大きな影響を与えている。「うんこ」は、我々の気持ちや思想や体調を伝える、いわば鏡のような、我々の生活に欠かせない存在と言えよう。我々は伝統的な「うんこ観」から距離を置き、「うんこ」から目を背けることなく、「うんこは美しい」という新たなアイデアを通じて「うんこ」の魅力に迫る。こうして「うんこの美学」を確立すると同時に、「うんこ」の持つ様々な側面にもスポットを当てていく。

調査方法
まず「うんこは美しい」という仮説を提起し、「うんこ」の「美しさ」について論ずる。個人の主観的な記述にとどまらぬよう、「うんこ」に関するアンケート調査を行ったり、外部の専門家に話を聞くなど、研究の客観性を担保するよう努めた。


image009 <25ページ>
「うんこ」のビジュアルに関しては、泥やソフトクリームとの類比が多いが、今回調査に協力してくれた伊澤正名氏の回答が興味深い。「うんこに美しさを感じますか?もし感じるなら、それはどんなところですか?」という問いに対し、彼は答えた。
「うんこの美しさは、“うんこそのものの美しさ”と“大自然の中での美しさ”の2種類に分けられます。そして、うんこそのものの美しさは、形と色の2種類に分けられます。」
例えば形は、コイルやバナナに似ていると彼は言う。言われてみれば確かに、それらは全てバランスがよく、リズムを感じさせる。
また彼は元々糞土師(ふんどし)を自称する野糞の専門家(実践家)であるため、うんこの大自然における美しさに関しては一家言ある。森の中で朝日を浴びながら湯気を立てるうんこ、その周りに群がるハエ、これこそが大自然の中で生態系をも含んだ最高の美しさだと彼は言う。

image011 <27ページ>
このように考察してくると、「うんこ」は美に関する3つの基本態度である「認識的態度」「功利的態度」「審美的態度」の全てを満たしていることが分かる。また主観という要因も非常に大きい。客観的な見方に比べ主観的な見方の方が、より「うんこ」の美しさを感知しやすいと言えよう。

image013 <32ページ>
以上の考察を経て、「うんこは美しい」という仮説は、美についての3つの基本態度という基準に照らし合わせても、成立することが分かった。そして「うんこ」は我々の身体に対してのみならず、心理や性格にも影響を及ぼしている。「うんこ」に付きまとう負のイメージは、「うんこ」の一側面のみを捉えたものでしかない。「うんこ」はその用途や価値を超えて、様々な「美しさ」によって我々の生活を豊かにしてくれる。「美しさ」の基準は人によって異なるが、「うんこ」は我々に豊かな恵みをもたらす。そしてそれは、疑いなく「美しい」。誰でもはじめは「うんこ」への嫌悪感や拒否反応があるかもしれない。それでも「うんこは美しい」という事実は動かない。
「凡事皆美有り」

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