風力発電はクリーンエネルギーか?

福島原発事故でその危険性が明らかになり、これからはクリーンエネルギーと言われる風力や太陽光発電に大きくシフトするだろう。しかし、『原発の安全神話』のように、風力や太陽光にも同様の『クリーンエネルギー信仰』がないだろうか?

風車による野鳥の衝突死や、超低周波音の被害は徐々に知られるようになってきた。しかしそれだけではなく、『発電時にCO2を出さない』という風力発電には、その前後にこれだけの問題があると私は考えている。

●巨大風車は1基造るにも、何百トンもの鉄鋼と莫大なエネルギーが必要
●風車が倒れないように建てるには、何百、何千トンものコンクリートで基礎を固める
●その鉄鋼もコンクリートも、大量の資源を使い、環境を破壊し、そしてCO2をしこたま排出してつくられる
●風車の建設や工事用道路などのために、森林伐採など多くの自然破壊が行われる
●風車が壊れたり、耐用年数を過ぎれば、とてつもない巨大ゴミになる
●風の強さは不安定なため、発電量も、そして電圧も一定せず、ほとんど役に立たないクズ電力しか発電できない
●電力としてはとても採算が合わないが、製造・設置企業は補助金(元々は税金)ががっぽり入るので儲かる。だから風車を建てる
●これらの情報を得ているマスコミは、保身のために本気になって報道しない
●クリーンイメージだまされた住民や環境団体などは、税金も環境も奪われながら、これで環境に貢献し、責任も果たしたと思い込む。そしてこれを後押しする

どうです。違いますか?

ではどうするか

〜つづく