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#2625
ウンコミック
ゲスト

会費の支払いが完了するまではと我慢していた会報28号を一気に拝読した。
今号もとてもとても充実していて、特に糞土師:伊沢さんの激動ぶりに興奮と自分も糞土塾に行きたい気持ちの高まりと、お体への心配と、激動を追体験させてもらうような読後感だった。
テレビが家にないので、他の番組は観れていないがYoutube 街録ch は、講演会やWeb記事からは想像するしかなかったプープランドの様子や、糞土思想もまた違った角度から脳に浸透する感じがして本当に良い動画だった。
糞坊主氏の寄稿では過酷そうでとても山歩きの範囲ではなさそうだと思いながら、昔見た熊野古道の静謐で神様が居そうな森の雰囲気を想像し読み進み、女人禁制で考えさせられ、ツバのくだりには激しく同意した。
また、デカプリスト氏の寄稿は自分事として重なり、311以降、度々音読して叩きこむようにしている伊丹万作の「戦争責任者の問題」を思い出しつつ、改めて「もうひとりのトウデン」として必ず伝承館へは寄らねばと思った。
過過糞氏の記事では一気に雰囲気が変わり、「わぁ!おめでとうございます!」という誕生の喜びと共に、育児へのフン闘ぶりそして「ユーザー側の工夫」という言葉が強く残り、街録ch後半で出てきた桐箪笥と繋がって、ウンコロジスト生活は日本人の創造性の復活に寄与する、と感じた。
フンド坊メッセージの不条理劇を傍観しつつも、モブ側の肌感としては本当に身の回りに加速度的に糞土思想に近い思想(「新百姓」など)が押し寄せてきているのを感じており、転換期が客席側で興きつつあるので、乗らねば!という決意と、今だ丘サーファーならぬ思マイフンの私は、今年こそ土地を入手しマイフン実践を!と思いを新たにした。
日々に追われおろそかにしがちな「大切なこと」=実践を、厳しくも面白くしみじみと伝えてくれる会報がとても有難い。
感謝。