震災時こそ正しい野糞

今回の大地震では危険を感じて庭に飛び出すと、土蔵の壁が一部崩れて土煙が立ち上がりました。我が家は江戸時代の古い土蔵を改造して、寝室や写真の仕事場などにしています。ご先祖様からは「関東大震災でも大丈夫だった」と聞いていたのですが、それを上回るこの度の揺れには耐えきれなかったようです。今は余震が心配で別室避難中ですが、落ち込みは一切ありません。

地震の直後から電気も水道も止まり、周りではトイレで流す水の確保にも苦労しているようですが、私は風呂の残り湯をボトルに入れて、平時とまったく変わらぬ野糞生活を送っています。

「災害時こそ野糞生活」が実証できるよろこび、そして「大地震も自然の成り行き」と落ち着いていられるのも、糞土師生活のおかげです。
これを機に、あなたも「正しい野糞生活」を真剣に考えてみてはどうでしょうか。