千葉

2月12日、千葉県南房総市千倉で、今年初めての糞土講演会がありました。この地は暮れの12月19日に、昨年最後の講演をした所です。

その時は、寒い屋外でスライド無しという悪条件だったため、なんとか会を盛りあげようと、野糞の楽しさを重点的に話しました。ところがそれが裏目に出て、参加者の一人から「山の中でするのは良いが、都会の公園で野糞をして、しかもそれを喜々として話すのはけしからん!」と抗議されてしまいました。

今回はその失敗を生かし、野糞の意義がしっかり伝わるように注意して話をまとめました。
実はこの講演会には、前回の話に不満があり、その批判をしようと今回も参加された方が一名おりました。その方は終了後に、この前は「フン」だったが、今回は「フンフン」だった。そして「感動した」とまで言ってくれました。
批判をきちんと受け止め、ていねいに対応することの大切さを学び、それがすぐに結果として現れたわけです。

その夜も館山市相浜の宿「あわじや」で講演しましたが、ここでも更なる発展につながる、手応え充分の会になりました。
翌日は、葦船プロジェクトの葦刈り作業と、主催者の石川仁さんのお話し会に参加して、楽しくも充実した2泊3日の旅でした。