会員企画「うんこ長者」

糞土研究会にはハンドルネームならぬ、糞ドルネームというものがあります。

糞ドルネーム 過過糞(すぎかふん)と申します。ノグソフィアのWEB管理と会報の編集をしています。今回、代表の伊沢さんに承諾をもらい、本気半分・遊び半分の「うんこ長者」というものを企画しました。

私は糞土思想はとても平和な思想で、ヒトが幸せに生きていくために役立つものだと思っています。私は役割上、寄せられた感想を読ませていただく機会が多いのですが、WEBを担当してからの約3年間、批判の声は受けた記憶がなく、共感の声ばかりが届いています。伊沢さんや会を支える会員の皆様のごフン闘により、糞土思想が少しずつ広まっていっていることを感じています。

その一方、WEBや講演会によって、野糞をする意図や糞を土に返す大切さをはじめて知ったという声も、いまだに数多く届きます。野糞という言葉のイメージから、大事なことが先入観の壁に阻まれたり、スルーされてしまうこともあるのかもしれません。しかし、糞土思想に触れたことで生き方が少し変わり、うんこを土に返す実践をはじめた人も、きっと数多くいるはずで、私もその一人です。糞土師が体現したせっかくの良い思想ですから、もっと様々な切り口から先入観をかいくぐり、多くの人の心に届けていけないかと考えています。

そこで今回企画してみたのが、「うんこ長者」というものです。ある出来事をきっかけにして、これまでの固定観念がひっくり返ったという経験を、皆さんお持ちだと思います。私もつい先日、野糞をしていたところ、そんな体験をしました。これまで、「自分のうんこを人に見せるなんて、とても恥ずかしい」と思っていたのに、ある偶然から、「こんなかわいいうんこは人に見せたい」と思いました。ただ当然、見たくない人がほとんどだと思うので、いきなりSNSにうんこ画像を投稿するわけにはいきません。この一枚の写真をなにか楽しく活用することはできないかと思い、かわいいうんこ写真の交換で「わらしべ長者」ならぬ「うんこ長者」になるという企画をやってみることにしました。

遊び半分でご批判もあるかもしれませんが、これをきっかけにノグソフィアWEBにアクセスしてみようという人が少しでも増えたら、と願っています。オモシロがって、ノリでご協力いただける方がいましたら嬉しいです。

理解者や実践者が多いことを示したり、知り合いを通じて知ることで、ようやく興味を持つ人もいると思います。会員、実践者の皆様からも、講演会の開催のほか、様々な企画をお寄せいただけたら嬉しいです。どうぞよろしくお願いいたします。

>> 「うんこ長者」詳細