青森県立美術館でリアルウンコの写真展 2024年6月23日まで

美術館でリアルウンコの写真展!
2月10日から青森県立美術館で「美術館堆肥化宣言」が始まります。その一角で、糞土師が一人前になる大きなきっかけとなった「野糞跡掘り返し調査」の写真展示を行います。
野糞をして土に埋めたウンコが、虫や獣に食べられ、カビやキノコに分解され、その養分を植物が根を伸ばして吸収し、芽生えやキノコが発生するまでを追った記録写真です。このような状態のウンコが、季節によって何日後にこうなった、という科学的な調査ですから、その結果だけでなく、出したてのウンコ写真とセットでの展示です。全59点のうち生ウンコ写真は、バナナウンコや上トグロから下痢便までの24点です。
この写真展の目的は、多くの生き物を食べて命を奪いながら生きている私たち人間がその責任を果たすには、野糞で命を自然に返せることを証明するためです。
しかしこのような人糞写真を公にすると、単に頭が硬いだけでなく責任感も欠落したエセ良識人がすぐにクレームをつけて、展示を潰そうとしてきます。そこでこのような攻撃を跳ね返すための工夫も講じた、面白い展示になっています。
ところで、これは棟方志功展示室と壁一枚隔てた隣にあり、出入り口は繋がっています。つまり、ほんの数歩で棟方志功の世界に入れるのです。棟方芸術に触れながらウンコを思考するのも一興かもしれません。
この会期は24年2月10日から6月23日までの、4ヶ月半という長丁場です。しかも青森県立美術館の場所は、縄文遺跡として有名な三内丸山遺跡と隣り合わせです。更に南へ足を伸ばせば、環状列石で知られる小牧野遺跡があり、ここにも野糞跡掘り返し調査にちなむウンコ関連の面白い展示があります。この写真展と縄文遺跡見学を合わせた、青森の旅はいかがでしょうか。