新刊のお知らせ 絵本『うんこはごちそう』

 2000年6月1日から13年と45日(4793日)続いた連続野糞記録は、今夏7月16日、昼食直後に新宿駅で下痢に見舞われ、ついに頓挫しました。少しがんばればトイレ使用阻止も可能でした。しかしそれには、郊外へ出て多摩川の河原で済ませて戻るまでの2時間ほどの余裕が必要。じつは編集者との重要な打ち合わせが、その30分後に迫っていたのです。もう少しで連続5,000日達成という大記録を棒に振ってまでの、3年越しの念願の本作りです。

 山口マオさんが描くマオ猫(批判精神に富んだ半猫人)が、この本の狂言回しとして登場します。物語の粗筋は、トイレに落っこちたマオ猫(と彼のウンコ)がたどるウンコの旅。し尿処理場での処理の実態~菌類の分解~正しい野糞のしかた(糞土師登場)~野糞跡掘り返し調査~よみがえる命。

 本文32ページ、各場面の解説4ページ、そして最後に、野糞掘り返し調査のやり方を図解付きで!

 『うんこはごちそう』 伊沢正名/絵:山口マオ。農文協。定価1600円+税。12月25日発行予定。

うんこはごちそう 農文協