野糞生活には『ドアを開ければ便器』のような速射性はなく、毎日のウンコに30分~1時間も手間ヒマがかかります。穴掘り用スコップ、尻拭き葉っぱの採集、仕上げ水、雨天の雨具、夜中の電灯、冬場の厚着、夏場の虫除け・・・さらに、いきなりの下痢ともなれば、それこそ脂汗を流しながらの悪戦苦闘を覚悟しなければなりません。

快適や効率を追求するこの社会の中で、こんな効率の悪いことを続けているのも、生きもの社会の中で責任を持って生きる(自然の中で共生する)カギが、その中にあると考えているからです。それはまた、インターネットのように超高速で飛び回るものに比べて桁外れにのろまな歩みですが、糞土師活動の基本はここにあります。

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