生態系の要はウンコ
太陽エネルギーを使って光合成を行い、無機物から有機物を作る植物。
その植物(有機物)を食べる動物。動植物の遺体(死んだ有機物)を分解して無機物に戻す菌類。この無機物→植物→動物→菌類→無機物→・・・という循環が、生態系が成り立つ基本だ。
そしてすべての生き物は、必要な栄養を得るために食べて、要らない物をウンコとして捨てて、生きている。
○人間も含めて動物は、たとえ肉食動物でも、最初に植物が作った有機物を食べて、ウンコをする。
○体内に消化器官を持ってない菌類は、体外に酵素を出して、動植物の枯れ葉や落ち葉、死骸やウンコといった有機物を分解し、その中から自分に必要な有機物を吸収し、要らない無機物はそのまま捨てる。いわば、この吸収されなかった無機物が、菌類のウンコだ。
○植物は、菌類のウンコである無機物を吸収し(食べ)、有機物を作って自分の栄養にするが、その時に光合成で余分に出来てしまった酸素は要らないから捨てる。つまり酸素は、植物のウンコであり、気体だから「植物の屁」といっても良い。
つまり動物は、植物の体を食べ、植物の屁(ウンコ)を吸って生きている。
このように、植物・動物・菌類は、お互いに必要とする物と要らない物がそれぞれ違い、食べ物がウンコとなり、ウンコが食べ物となって命を繋いで行くのが生態系なのだ。
「ウンコは汚いカスだ」という認識を改めなければ、生態系の真の姿は見えてこないし、あなたが生態系の中で生きて行く資格も無い。
※誤字ありましたので訂正しました。